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執筆者の写真Hidemi

その自信、大丈夫?


カナダで子育てをし始めてもう8年が経とうとしています。息子が9ヶ月の時にカナダに再移住しました。最初はカナダの子育てに戸惑いまくっていた私。私が日本でされた子育てや見てきた子育てと全く違ったから。だからすごくこのカナダ式というか西洋っぽい子育てがすごく魅力的にうつりました。


でも蓋を開けてみるとカナダの子育てで「この子育てどうなん?」「ん??」といったような疑問が浮かび始めたのが息子が小学生になってから。


英語にはたくさんの褒め言葉がある。


You are so great!

You are awesome!

You are wonderful!

You are so smart!

You did great!

That was excellent.





あげればキリがない。カナダでは子どもたちは基本的に褒められて育っている。すごく小さなこともとっても大きいように褒められる。


でも、そんな子どもたちが大人になってどうなったかというと「自信過剰」だったり自分を「過大評価」するようになる。


「僕はすごいやつだ!」「私ってすごい!」


って思っているのに、実はそうでもない人をたくさん見てきました。


「自分が見えてない」って結構怖い。こうなると、自分を進化させたり変化させたりできない。


「僕は一生懸命やってるのに」「私はちゃんとしてるのに」「僕はできてるのに!」と思い込んでいて、仕事をクビになったり何かをしてもうまくいかない。


こういうのを"false sense of confidence"(間違った自信)と言ったりします。


そんなことを感じながら、私の役割って子どもを褒めまくることじゃなくって、子どもにきちんと現実を伝えてあげることなんじゃないかと思ったりもします。


マザーズコーチングやトラストコーチングでもより深く「褒める」を考えていくのですが、間違った褒め方をすると"false sense of confidence"(間違った自信)を生んでしまう。


一方日本の子どもたちの自己肯定感は著しく低い傾向にあり、自分を過小評価して自信がない子が多い。


でも、日本でもカナダでも、子どものためになる褒め方って一緒なんだと思う。


先日もマザーズコーチングを開講していたのですが、改めて「褒め方」の大切さを実感していました。


子どもが、自分を好きになる。


子どもが、もっと頑張ろうと思う。


子どもが、自分の存在が大切だと思う。


その褒め言葉はそれぞれ違うのだろうけど、方法は同じ。


褒めるってすごく奥が深いなと思う。



マザーズコーチングはこちらから。「もっとコーチングを深めたい!」という方はトラストコーチングがお勧めです。


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