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執筆者の写真Hidemi

スピード違反は男がするもの


こんにちは。英語コーチ、ライフコーチのヒデミです。


私たちは生きていると、いつの間にか自分の中の思い込みや決めつけがあることに気づきます。


この間夫が高速道路を運転していたらものすごいスピードで運転している車がいました。




その時私が咄嗟に出てきた英語が、


Oh my gosh, he is driving really fast!


私は運転手の顔を見ていないのです。でも出てきた主語は"He"でした。


私の頭の中で「車を運転する人=男」「スピードを出して運転する人=男」という決めつけがあることに気がづきました。(男性の皆さん、ごめんなさい)


その時夫は、


Yeah, they are fast. It's dangerous.


と言ったのです。英語では、女性なのか男性なのか分からない時、確実に1人の場合も複数形のtheyで表すんだとか。


実際のところ、男の人の方が車を運転する率は高いのだろうし、カナダの調査でも、危険運転をする確率は男性の方が多いのだとか。だから車の保険は特に若い世代は女性よりも男性の方が値段が高いらしいです。


結局いろんな人生経験で結構決めつけちゃってるんだなと思う。もしかしたらスピードを上げて運転していた人は女性だったかもしれないけど、私の想像の中では完全に「男性」でした。こんな決めつけが、人間生きていると無数にあって、そこに良い悪いの評価を下すのではなく、見つめ直すべき時が来たと感じたら、自分の思い込みや決めつけを再度考え直していく。これもコーチングの一つ。私が子どもの頃は、運転をしている女性は少なかったけれど、もう性別関係なく運転しているのが今の世の中。


昔は英語でも職業が限定されて表現されていた世の中でした。police manなんて昔は普通に言っていたけど、今は”police officer”と言われるようになりました。性別の関係のない職業になってきている。


言葉や育った環境って、結構私たちの思考に影響を与えています。そんな思い込みや決めつけに気づくだけで、ほんのちょっとコミュニケーションの質が上がるのかもしれない。


咄嗟に出た自分の英語から「私って決めつけてるんだな」と気づいたエピソード。ちょっとした思い込みや決めつけが、自分や子どもの可能性を潰しちゃってるかもしれない。だからこそ、自分の思い込みや決めつけに良い悪いのジャッジを下すより大切なことは、そこに気づいていることと、それを誰かに押し付けたりしないこと。気づくって、大切だな。



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